それまではハード面のスペックやクォリティ、さらにミキシング技術等で一線
を引き差別していた。ところが、ディジタル技術の進歩が音楽を変えてしまった。
と同時に民生機器の進歩は録音の考え方まで変えてしまう。機能がすばらしくプ
ロのスタジオと変らなくなった。決定的なのはその音楽を一番解っている人間が
録音しミックスするものだからかなわない、完ぺきなものができ上がる。
これは「由々しき問題だ」とスタジオのオエライさんは焦りはじめた。そして
その対策として考えだされたのが、次のようなことだった。
1. ミキサーの社会的地位向上のために、著作隣接権を認めさせる。
2. レコーディングエンジニアという名称は職人的で古くさいからアーチスト
的な名前にしたい。
フリーランサーの立場からも意見を聞きたい、というので私はこの会議に出席
しました。
私はこのテーマを聞いた瞬間、血が逆流してしまい、帰ろうとしたのですが、
とにかく彼らの言い分も聞こうと最後までつきあいました。
第1の著作権法の定義に適合するならば決してわるい話ではありません。敢え
て反対する理由はどこにもありません。しかし、私は、物事に順序というものが
あるように、先ずアレンジャーの権利が認められてからと思いました。
シンセサイザーのマニュピレーターが認められて、アレンジャーが認められて
いない、というのは納得出来ません。さらにミキサーとなると本末転倒でしょう。
この一言で会議は白け始めました。
そして、私の開いた口が塞がらなかったことは、大上段に振りかざした第2の
口上です。「もはやミキサーは、ただのエンジニアではないアーチストなんだ」
とは、よくいうよ!!。だから印税を貰らい、名称もアーチスト的な名にかえる
(サウンドデザイナー、レコーディングアーチスト等)そうする事が社会的地位
の向上に繋がるというのです。「狂ってる」としかいいようがありません。
著作隣接権(二次使用によって発生する印税で放送とかカラオケから徴収する
らしい)を認めさすには、それらしい名称をということなのでしょう。
成程、肩書きやバッジを付ける、それが社会的地位の向上というわけです。これ
では「成り上がり者」以外のなにものでもありません。
私がもっとも気にかけている『ウサンクサイ職業』これをしっかり意識させて
くれました。実に嘆かわしい。
◆11時からの特集「サタデーナイト・ラボ」は…
「ついに実現! 宮崎吐夢スタジオ生ライブ!」
劇団「大人計画」の俳優として、
また、「開国シテクダサイヨ~」でお馴染み「ペリーの物真似の人」として、
また、「バスト占いのうた」など、至高の下ネタソング王として、
また、ヘビーなTBSラジオリスナーとして、様々なオモローな活動をしている宮崎吐夢さん。
DVD-BOOK『何度も店じまい』が11月6日発売されたばかりということで、
ついに念願のスタジオ生ライブが実現!
ライブではDVD収録曲を中心に、なんと、10曲近く歌う予定とのこと!
ちなみに、DVDのブックレットには、宇多丸&しまおまほコンビも参加!
買ってから予習するも良し!
「仕事で困る前に」というタイトルで、取り上げられているのは、POSSEの今野晴貴さんの『マジで使える労働法』、本ブログでも取り上げた中西・高山編『ノンエリート青年の社会空間』、そして拙著の3冊です。
拙著について述べたところを引用しますと:
>・・・それにしても、どうしてこんなに仕事の世界が荒れてしまっているんだろう、と思ったら、hamachanこと濱口桂一郎さんの『新しい労働社会』(岩波新書)がお薦めです。日本型雇用の本質とは何か、それがどうしてうまくいかなくなっているのか、じゃあどんな仕組みが必要なのか、説明してくれています。「産業民主主義」「集団的合意形成」って、言葉は難しいけど、要するに、仲間と支え合いながら、きちんと話し合うことが大事っていうことですから、上の2冊とやっぱり重なってくるところがあるんです。・・・
"先日お会いした際、山田昌弘先生が面白いことを言われていた。
なぜか、異性にロマンスを求める傾向は、日本人と韓国人が突出して強いらしい。
逆に、西欧ではパートナー目線で相手を選ぶという。
ロマンチストは自分に無いものを求めるが、パートナーにとって重要なのは同じ
価値観だ。
そういえば、周囲の30代でロマンス路線で結婚した人間は一人もいない(笑)
格差婚や玉の輿なんてものは都市伝説みたいなもので、現実には同じ業界や
大学時代からの知り合いといった具合に、ほとんどが似たもの同士で固まっている。
今後は日本もパートナー路線が主流になるのだろう。
そういう意味では、同じ婚活をやるにしても、パーティーや紹介所などより、
共通の趣味で語れる場の方がずっと成功率は高いと思われる。
という女子はかなり高い確率で変わっていないが、
「オレ終わってるよな」
という男子はかなり高い確率で本当に終わっている。"